日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。
独り言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

         
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【25年2月17日】
とてもしんどかった、という実感。この1週間は、発熱と腹痛にやられて、物もまともに食べられず、夜はろくろく眠られず、とはいえ、家事のことを思うと、寝てばかりもいられずで、本当に疲れた。気が付くと、この1週間で体重が3キロほど減っていた。体重が減ると、粘る力や気力がそがれてしまったような状態となって、ともかくいずれなんとかなるだろうと、耐えるほかはなかった。今日になって、状態はやや改善したようだ。熱は収まり、腹痛の不快感だけがもこっているような状態。今回の体調不良の原因は、私自身には全く思い当たることはなかったけれど、とにかく体調に気を使う以外にないな、とつくづく思う。
再びの寒波襲来らしい。さきほど、霰も降っていたりした。今は、青空がひろがっていて(本当に厳冬期の空模様そのままにころりと変わる)、犬を散歩に連れ出す。夕方近くなっての今日初めての散歩で、犬も少し距離を稼いでやろうと思ったのか、遠距離コースの方を選択。北西風の風が吹き来る中を、歩く。帰宅後、「日々録」を書き終えたら、少し休む。疲れた。


【25年2月9日】
今日も終日降雪の予報。東北や北陸ほどではないけれど、平地で20センチ近くの積雪にはなっている。人間は、家に籠っていればよいけれど、犬はそうもいかないようだ。この一年でウンチ・オシッコは外で散歩中に、という新しい習慣が身に付いたのか、トイレシートに匂い付けをしても、ついウンチやオシッコを我慢しているようだ。ギリギリまで我慢すれば、シートの上でやるのだろうけれど、それもかわいそうなので、家の周囲に雪をかいて散歩道を作って歩かせてみた。しかし、おしっこをしそうなそぶりをみせるけれど、ダメのようだ。どうしたものかと思っていると、自分から雪のある方に入って行って、そのまま道路のわだちに従って、とことこ歩き始めた。長毛種の犬種で、冬毛ははえないので、抜け毛の始末に手をかけることはないけれど、寒さには強いとはいえない。以前、試しに雪の上に足をつけたら嫌がって足を縮めてぶるぶる震え出したので、これは駄目かなと思って、それ以降積雪の中の散歩はしないままでいた。しかし、ちょっと事情が変わったので、家の中でウンチやおしっこをし慣れないなら、なんとか外にでてその気にさせてみようと思っての散歩道作りだったけれどそれはうまくいかず、生理的欲求に押されたせいか、犬の方から雪の中に飛び込んで、しかもすたすたと調子よく歩き出した。あたかも、電車が線路に従って進行するように、車のわだちに導かれるように散歩を始めた。その結果は、めでたくウンチもオシッコ、もクリアして、帰宅。お前、やるじゃないか、と我が愛犬を見直すこととなった。

【25年2月8日】
立春を待って、今季最大らしい寒気団が襲来したらしい。東北の日本海側では異常なほどの降雪があったようだ。気候の極端化が温暖化の特徴だとかで、暑い時期はより暑く、寒い時期はより寒くという状況がもたらされるらしいけれど、そんな温暖化の影響の一端なのだろうか。それにしても、早速パリ協定から離脱するトランプの「能天気」ぶりも、温暖化の歪んだ余波の一つなのだろうか、などとも思ってしまう。地球温暖化の影響によって、たとえばアメリカに上陸するハリケーンなども、これまでにないような破壊力で猛威をふるっており、多くの人命と財産とが被害をこうむりし、それは「偉大な」アメリカ自身に対する痛棒にもなっていることだろうけれど、そういう点についての発想や想像力や思考は、人間相手の取引に夢中になっている自信家のトランプの中には皆無なのだろうか、などと思ったりもすることだ……。少なくとも、全地球規模での気候変動に対して、あたかも人間に対するように、自然に対して取引を持ちかけるすべなど、さすがのトランプも持ち合わせてはいないだろうけれど。
外は荒天。降雪は少ないものの、強風が天空を鳴り響かせるみたいな状況になっている。室内にいても、寒い寒いとしきりに母は言う。身体の芯のところで寒さが凝り固まっているみたいな感覚を私自身も感じている。かなわんなあ、と思う。
何人かの俳人の方から句集を送っていただく。橋本小たか氏『句集 鋏』、嵯峨根鈴子氏『ちはやぶる』、石山ヨシエ氏『砂柱』、中村堯子氏『布目から雫』、岩佐氏克氏『句集吊し柿』、矢野景一氏『圭復』、常原拓氏『王国の名』、妹尾健氏『旦暮集』。直接面識のある方、あるいはほとんどお名前のみの方、特に面識のない方等、それぞれだけれど、いずれの句集も感謝しつつ読ませていただく。本当にありがとうございます。