日々録
日記のようなものを書いてみようかな、と思いました。
備忘録を兼ねて、日々思ったことを書き付けておこうか、という事です。
独り言めいた内容もありますが、興味があれば、お読み下さい。

         
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【24年12月27日】
ふと気が付くと、左足のくるぶしのところに黒い小さな塊ができていた。また、べつの日には、左手の手の甲に大きなあざらしきものができていた。さらに数日たって、塊は変化なし。あざのほうはだいぶん薄くなり、その範囲も狭くなっていた。なんとなく、気持ちが悪かったので、皮膚科の医者に診ていただくことにした。その結果、塊は出血後のかさぶた、あざの方は何かに手の甲をぶつけた結果できたものと言われた。ただ、当人にはくるぶしから出血するようなことは覚えがないし、まして手の甲をあざができるほど打ち付けた覚えもなかった。結局、医者の判断は現在服用している「血液さらさら」の薬が原因であるということだった。「血液さらさら」とは、また「血液が固まりにくい」それゆえに小さな弾みでも「出血しやすい」ということらしい。あざにしろ、かさぶたにしろ、なにかの原因による小さな出血のせいであり、この先しばしば経験することにもなることだろうと説明を受けた。特に、あざの場合は時間がたてば体内に吸収されて消えてゆくけれど、吸収されるまえに同じような場所にその小さな出血を起こした場合、その出血が吸収されにくくなるらしい、とのことだった。乱暴なふるまいや、不注意な過ちは注意するようにとのことだった。
そして、本日。昼食を作っている最中に、ついうっかり指先を包丁で傷つけてしまった。ほんの小さな傷口で、ぽっつりと出血したので、ティシュで強く押さえておけばいいだろうと思って、しばらくそうしていた。けれど、しばらくたっても量はわずかであってもぽっつりという出血はとまらず、やむなくかかり付けの病院へ連絡して、診てもらうこととなった。結局、傷は小さかったけれど、そのままでは血がとまりそうもなかったので、やむなく傷口を縫合することになった。大変痛い麻酔注射を指先にうって、ほんの一針だったけれど、傷口を縫ってもらう。それでなんとか出血はおさまったようだ。明日、もういちど通院して様子をみてもらう。病院はその後、年末の休みに入るようなので、あとは経過にまかせるほかないのだろうと思う。ちなみに、傷をしたのは、右手の人差し指の先。夜に入って、傷がちょっとうずくようだ。人差し指一本が使いにくくなることが、いろいろな動作に微妙に影響を与えるということを、改めて実感する。

【24年12月18日】
かなり本格的に寒い。今夜から明日にかけて降雪の予報もでているようだ。健康面から寒さには十分注意するようにと言われていたのだが、確かに寒いなと感じるときは、体調が微妙に変、というか気持ち悪いような状態になる。それが、なんとなく薄気味悪い。こんな感触の中で日々過ごすとしたら、冬はあまりうれしくはない季節となってしまいそうだ。
生田長江をモデルとした中編小説を読み終え、その作品の中にも登場する生田春月の日記・書簡集を読み始める。長江自身の評論もちょっと読む。自然主義に対する一見識というようなものを感じる。面白い。興味を感じさせる人物の関連著作をあれこれ読んでみる、という状態は、本当に久しぶりのことで、ちょっとうれしい。
階下で、母がピアノをポロポロと弾いている。相当の高齢者なのだが、ポロポロと弾くピアノの音が割といい感じで聞こえてくる。母がピアノを弾き始めると、犬はそのポロポロいう音を聴きながらうとうとしているようだ。
来年5月に俳人協会支部の行事が一つ計画されている。その準備というか、その基本計画を地元の何人かの人たちと検討を進めている。特に講演には、この人が!という方が、講演者として来ていただけることとなって、是非ともたくさんの人に参加してもらおうと皆で知恵を絞って計画を進めている。色々なことが起こったこの一年だけれど、次につながる良いこともやっぱりあったということなのだろう……。

【24年12月15日】
今年の冬は雪が多そうという事で、かなり真剣に除雪機(簡易的なものだけれど)を購入しようかと思っている。ちょっとした積雪ならばスコップと手作業でなんとかなるだろうけれど、30センチも積もったらそうはいかないような気がするからだ。特に、車の出し入れのための駐車スペースの除雪は、その範囲が広いこともあってかなりの肉体労働になってしまう。今のところ、制限がかかっている身としては、無理して変なことになれば元も子もない状態となるので、前向きに考えざるを得ないことだ。アマゾンなどでちょこちょこ見ているのだけれど、帯・襷の関係で決め難い。そのうち、本格的に雪が降り始めたら、マズイなと思う。
弁論が上手いと自認しておられるらしい現総理。ただ、論の前提が露骨に「自民党性善説」に立った(立場上仕方ないとしても)発言で、なんとなく気持ちがよろしくないような感触となる。「自民党をぶち壊す」みたいな打ち上げ方はそれはそれで、聞いていても気恥ずかしいようなものだったけれど、総理の発言ではとうていカバーしきれないほどの自民党は本当に信用がおけないという雰囲気の中では、その「性善説」は絵にかいた餅程度の説得力しか効果を発揮しないのではないか、などと思ってしまう。たまに、「正直な石破さん」の片鱗を伺うときがあるにしても……。
連日のニュース報道を通じて、独裁国家の気味悪さや恐ろしさを見分する者としては、アメリカがその「列強」の一国に加わるとしたら、この世界はどうなるのだろうか、などと考えてしまう。

【24年12月11日】
季節は本格的な寒さに向いつつあるようだ。室内は、終日エアコンの暖房を効かせて、それなりの暖がとれるけれど、外出はきっちり防寒に注意しなければ、寒い。故郷の山も、ずいぶん降雪で白くなってきている。今年は雪が多いとかいわれているけれど、スキー場にとっては、昨年を挽回する一冬になればと、何本かあるスキーゲレンデが白くなっているのを見上げながらそう思ってしまう。
墓じまいを終えて、それに関わる冊子を作っていたのだけれど、どうにか原稿や写真などの構成も終了して(知り合いの写真館に発注して、文章以外は全部やってもらったのだけれど……)、印刷・製本の方に進むことになった。1冊単価が7500円くらいになるようだけれど、結構立派な本になりそうで、出来上がりを期待して待つ。今年中に出来上がるかもしれない、とのことだ。
先日、合唱団の練習風景を地元のケーブルテレビ局が取材に来た。来春のコンサートの紹介で、本日ニュース枠の中で放映されていた。こんなこともごくたまにはあるものだと思う。団員の皆が生き生きと写っていて、愉快な気持ちになったことだ。

【24年12月07日】
12月ももう7日。そろそろ雪の便りも聞こえてきそうな頃で、今日車をスノウタイヤに履き替えることにした。例年なら、別に何ということもない作業であるものが、今年は人を頼んでタイヤ交換をするということになった。とはいっても、交換するタイヤを車に積み下ろしをしてもらうところで人にお願いするということなのだが、それはそれであちこちに気を使ったり、手を回したりという、なんというのか、生活のあり様の一部を考えていかなければならないということを真面目に考えてしまう。雪となれば、もうひとつ大きな問題が除雪のこと。毎年、当たり前に雪かきに性を出してきたけれど、少なくとも今年はそうもいかないような気がする。雪かきは、意外と重労働で、地元も年々雪がすくなくなってきたとはいえ、結構降る時は降る土地柄なので、雪下ろしとかガレージ前の除雪には、相当の労力を費やしてきた。それが今年はちょっと難しそうなので、雪が本格的に来る前になんとかしなければならない。面倒というのか、辛いというのか……。
生活のあり様を大きく変える、それが今年一年での新たな体験ということになるのかもしれない。
明日は、合唱でちょっと面白い試みを実行する。そのメンバーの一人ではあるのだが、準備にそれなしにエネルギーを使うことになるそれが、エネルギー不足気味の我が身には少々こたえる。地元のケーブルテレビが取材に来てくれたら面白いのに、などとも思う。